BFT:現代美術館

「BRICK FAN TOWN 2008」への参加作その2。
敷地が余っていたのでもう1つ作ることにしました。
水道橋では「箱物でないもの」と考えていたのですが、こちらでは逆に装飾の少ない、文字通り「箱っぽいものを」と考えてみました。
街の共通デザインコンセプトは「(レゴらしい)古き良き欧風の街並み」という感じのもので、高さ制限などの景観コードもあったのですが、これらから少しはずれたものを作りたかったのです(天の邪鬼です(^_^;))。
そこで考えたのが「運河沿いに建てられていた倉庫を改造した美術館」という設定でした。
平坦ではありますが、レンガ積みの古い外観を保っていれば全体の景観から大きく外れることはないだろう、と考えました。
また、そういう古い外観だからこそ、アバンギャルドな現代美術を扱う美術館とすることによって、内と外の対比やギャップを盛り込めるのではないかと考えました。
こうなると、孤高の現代美術作家クリストフ氏の出番であります(苦笑)。
すでにBFTの目的から逸脱している感もありまして(^_^;)、限られた時間内ではうまく消化できなかった部分もあります。
やはり自分の力量では「2作品」はキャパを越えていたように思います。

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正面から。
左右と奥の3つの棟から成っていますが、設定としては「左右の棟が昔からある倉庫、中央は美術館の開設にあたり新築した棟」となっています。色も「新灰」「新濃灰」に分けました。
左の棟は前面の一部が欠けていてガラスブロックがはめ込まれているのですが、これは「ある事件」の痕跡です(後述)。

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背面から。
美術館開設のために作られた中央部分は、左右の棟の意匠に合わせて細かなプレート組みが施されています。
クリストフ氏はこの壁面を背景に自身が写った写真を公開し、「これも作品である」ということで、「Christov's Ladder」という作品名がつけられています。




建物に配されたシンボルマーク。
基本の「黒赤黄青」4色をスクエアとラインで並べた2パターンが4ヶ所で展開されています。

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美術館のポスター用に本人も参加して撮影された写真からいくつか抜粋して紹介。
ファッション雑誌の背景などにもよく利用されるらしいです。

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建物内部。
正面向かって右側にはジャンヌの作品が収蔵されています。
壁面の2点だけではなく、床と一体化したベンチも作品です。

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建物内部。
正面向かって左側にはクリストフ氏の作品が収蔵されています。
現在展示されているのは写真に映っている「私はここに在る」の1点のみ。
時間のある限り、本人がここに在ります。
食事などの生理的欲求を満たす場合は空席になります。

BFTの住人は「肌色フィグはNG」というルールが決められていたのですが、美術館の住人としてどうしてもクリストフ氏を参加させたいと思ったので、住人としてのミニフィグではなく、あくまでもオブジェとしての参加です。
グレー単色のミニフィグを銅像に見立てるのと同じ扱いで参加させてみました。
現代美術には「こういう屁理屈」も必要です(笑)。

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建物の亀裂に沿って埋め込まれたガラスブロック、これもクリストフ氏によるパフォーマンス作品です。
ずいぶんと話題になり新聞でも紹介されましたが、「意図的な話題づくりではないか?」という厳しい指摘に対しては、「私は芸術家だ。だから意図的な作品づくりだ。話題にするしないはメディアの自由だ」とだけコメントしたそうです。

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川に面した舗道部分にはベンチが備えられ、恋人たちの憩いの場所として人気のスポットです。

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この後ろ姿はアルファチーム・・・
つづく






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2010.10.13